エンジニアが独立してフリーランスとなったら、働く場所のことを考えなければなりません。
最も手軽なのは自宅での作業で、パソコンなど必要な道具さえ揃えられれば、特に問題なく仕事を始められます。
移動する必要も特になく、働く時間に制限がないことも魅力です。
さらに仕事で住所が必要になった場合でも、バーチャルオフィスを使用すれば自宅の住所を公開する必要がありません。
バーチャルオフィスによっては、郵便物・電話の転送や会議室の提供、法人登記の代行などいろいろなサービスをついでに利用できるため、『バーチャルオフィスを使い倒そう!』で一度詳しく調べておくことをお勧めします。
ただ、自宅での作業だと、仕事に集中できないパターンは珍しくありません。
プライベート空間ということで作業スピードが遅くなったり、ついついテレビやパソコンを見てしまったりする人は多いです。
そのような人は、自宅とは別の場所に作業場を設けると良いです。
候補として挙がるのは、レンタルオフィスやシェアオフィスなどです。
レンタルオフィスは仕事用として、特定の部屋を貸し切ることができるサービスです。
自宅から通わなければなりませんが、仕事に必要なものだけ持っていけば、集中して作業を進めやすいです。
シェアオフィスはレンタルオフィスに近いですが、同じ空間を複数人で利用するのが基本です。
ただ、場合によってはレンタルオフィスと同じように、個室を利用できる場合もあります。
また、自宅の近くにある飲食店を作業場にするというのも、ひとつの選択肢です。
お店側に迷惑をかけないよう、定期的に注文はしなければなりませんが、気が散る要素が少ないため、集中して作業ができます。
特に、静かすぎる場所よりも、周囲にある程度人がいる環境の方が集中できるという人に向いています。
さらに、食事も済ませられるので、混んでいなければ、1日中作業をし続けることも不可能ではありません。